ユニークな加工事例をピックアップし紹介!
いつもご愛読いただきありがとうございます。
本シリーズのコラムでは、「加工事例」に掲載しておくには少しもったいないような、
「珍しい」加工事例や、「面白い」加工事例などを深堀りして紹介いたします。
1.依頼の経緯
ユーザーから電話で、アクセサリーについていたバネが破損して機能しなくなったのですが、製作可能かどうかの問い合わせがありました。
形・寸法等がわからないので、バネ現物を送っていただくようお願いしました。
その後、郵送でばねと下記の手紙が届きました。
「先日電話させて頂いた○○と申します。
アクセサリーの一部のバネが破損してしまい、同じものを作っていただけるのか確認して頂きたいのです。
バネはこれ以上巻いてあったわけではなく、先端が折れてしまった状態です。
お電話頂ければ、説明可能です。
もし製作可能であった場合、見積のFAXが受け取れないので、下記のメールアドレスによろしくお願いいたします。」
ユーザーと連絡を取り、アクセサリーのどの部分に取り付けられるのか、またばねの機能はどうなのかを詳しく聞いたところ、まずは相手部品(アクセサリー本体)の画像をメールで送って欲しいことを伝えました。
その数日後、下記の画像が送られてきました。
画像を見て判断したところ、これは現物に合わせて製作したほうがいいと思い、ユーザーに再度連絡を取り現物を送ってもらいました。
材質 SUS304WPB 線径0.8mm 内径4mm 巻数 約6巻 トーションバネ
見積 2600円 送料 700円
ユーザーに了解を得て、製作に入りました。
数日後、バネをアクセサリーの現物に合わせて製作し、組付けまで行いユーザーに発送しました。
まとめ
今回は、ユーザー様のアクセサリーばねの制作依頼について紹介いたしました。
当サイトでは、ばね一本からの制作を承っております。
ばねについてのお悩みや相談などございましたら、お気軽にお問い合わせください!