硬鋼線

 

 

1.鋼鋼線とは

一般的なばねに使用される材料で、メカニカルスプリングや、トーションスプリング、建築用途のシャッタースプリング、自動車のシートスプリングなど、様々な用途に採用されています。
材料記号は「SW」。炭素含有量0.25~0.86%の炭素鋼鋼材を用いて、通常熱処理後、伸線など冷間加工を施し仕上げられた鋼線です。
また、硬鋼線は、炭素の含有量により呼称が変わり、一般的に0.40%(前後)の炭素量を含有する線材を「40カーボン」と称したり、0.80%(前後)の炭素量を含有するものを「80カーボン」と称したりします。
また、硬鋼線は、引張強さに応じてA種、B種、C種の3種類に分けられ、記号はSW-A、SW-B、SW-Cで表記されます。

 

2.種類・記号・及び適用線径

 

3.化学成分

 

4.引張強さ