その他

 

 

1.リン青銅

リン青銅は銅を主成分とし、スズとリンを添加した青銅の一種です。
このようにリン青銅は、スズとリンが添加された銅合金で、リンの含有量は同じ基準ですが、スズの含有量は種類によって異なり、それによって特徴も異なります。
例えば、スズの含有量が少ない場合は、強度は強いですが導電性に劣ります。
一方でスズの含有量が多い場合は、強度は弱いですが、ばね性や電気伝導率、導電性に優れています。
種類・記号・及び線径・機械的性質

 

化学成分

 

2.チタン合金

チタン合金Ti22V-4AL
チタン合金Ti22V-4ALは錆びない特性をベースとして、22%のバナジウムと4%のアルミを添加し、従来の代表的なチタン合金Ti-6Al-4V(α+β型)の欠点である冷間加工性を改善したβ型チタン合金です。

 

ニッケルチタン合金
ニッケルチタン合金は代表的な形状記憶合金です。 
変態点はニッケルとチタンの配合によって変えることが可能です。
その特殊な性質を利用して衣類や家電など様々な分野に応用されており、医療分野においてもその高い生体適合性から、ガイドワイヤーやステントなどに利用されております。

 

・Niの増加は変態温度を下げ、0.1%の組成変動で10~20℃変化する。
・Co添加は形状回復温度を下げる効果があり、低温での使用に適する。
・Cu添加は低温時の変形抵抗を下げる効果と温度ヒステリシスを小さくする効果があり、ばね用材として最適です。